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青江美乃里
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仕事場に部屋があって、中は森だ。木は一人一本所有し、最初に選ぶときですべてが決まる。まだ未熟なため判断を誤った。とりは全く寄ってこず、他のものに劣る。気を緩めたときにやっと来たとりはプラスチックのバナナのようなつるんとしたとりで、まっ白のツルツルに、筆でさっと引いたような緑の線、てんてんとごまのような目が二つ、よろしくない。まったくちゃちなオモチャのようだ。それでも鳴きはする。懸命にまねるが、うまく行かず、収集を逃した。こんな木ではえさにもならない。ぼんやりと歩き、もどってくるといい木がある。すこし細くて、まっすぐでいいものだ。しめた。振り回しているとふくろうが寄って来た。顔は無いが、これをふくろうと呼んでいる。まんまるの白と黄色の綺麗なものだ。ほぼ球体で、羽を広げると多分とても巨大だ。白く、頭から左半身に掛けて黄色がある。いいものだ。ところが数メートル先の自分の陣地へ戻ろうとすると、先客が居る、それはバンドマンで、勝手に木を所有している。その上あろう事か白い、黒の入ったふくろうを持っているではないか。こちらよりいいものだ。留守にしている間に、やられた。
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